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箱一杯の記憶

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Twitterを見直す

よくわからないけど最近Twitterを使わなくなった。あれだけアカウントを立てて、あれだけツイートして、あれだけ空リプでおしゃべりしたあの頃ってなんだったんだろう。みんな各々の人生をたどって、みんなばらばらになって、みんなもTwitterに張り付くことがなくなった。いつもタイムラインに居た人は偶にぽつぽつとツイートするようになった。他の界隈も同じ様なものなのだろうか。

私がハマっていた当時のTwitterは国政や情勢、エンタメについてあまり話題が入ってこず、出てくるトレンドはゲームかアニメがメイン。似たような気質のひとがたくさんいて、いつもタイムラインには誰かがツイートをしていて、大きくて小さなチャットルームのような場所だった。誰かが知らない見えない誰かと空リプでやり取りしている姿も含めて楽しかった。

多分こうなったのはTwitter側の仕様変更も大きく関係しているんだろう。まず、チャットルームのようなリアルタイム性がなくなったのが大きいのかな、と私は考えた。ホームは時系列にそぐわないツイートが上位に出てくるようになり、誰かがお気に入りにした(いいねした)ツイートが流れてくるようになり、広告の頻度が明らかに上昇し、チャットルームとしての空間はほとんど失われた。かろうじて最新ツイートタイムラインが残されたが、こちらも広告ばかり。サードパーティのアプリで見ようものならAPI制限に加えてストリーミング機能の撤廃。兎に角チャット目的としては使いづらくなってしまったのだ。

サービスは成長し、求められているものに対して適応し変わっていくもの。私のような少ない割合のユーザーのニーズに答えるよりももっと一般向けのような、儲けられるものに対して適応していくのは会社を回していく上では仕方のないこと。だから私は、Twitterから完全撤退を目論んだ。

でも、未練があった。それまで数年にわたって培ってきたコミュニティを、完全に無に返すのが憚られた。私がTwitterで出会ってきたユーザーは基本的にTwitterにしかいない。そりゃそうだ。Mastodonにいる人はMastodonにしかいないのと同じ。でもTwitterではもうほとんどコミュニケーションというコミュニケーションは取っていない…。色々と考えた挙げ句、結局の所Twitterにもう中身のない空っぽ同然のアカウントだけを置いておく…放置して置くという形になってしまうのだ。